
このページでは、サイトアフィリエイト(SEOアフィリエイト)の始め方について解説していきます。僕はサイトアフィリエイトが大好きなんです。なぜなら、ネット上に自動販売機を設置するような仕事だからです。いや、これ本当に。
では、詳しく解説していきましょう。
サイトアフィリエイトの報酬の仕組み
サイトアフィリエイトが稼げる仕組みを詳しく説明します。
そもそものアフィリエイターの役割というのは、広告主に代わって集客をする事なんですね。アクセスを集めることではないのです。お金を払って商品を購入してくれる良いお客さんを、集客する事が、アフィリエイターの役割です。
サイトアフィリエイトというのは、商品が欲しいお客さんをサイトを作って情報提供する事で集客し、広告主のサイトに誘導を行います。
イメージは、こんな図です。
このサイトアフィリエイトの良いところは、24時間年中無休で動いてくれるところなんですね。まさに自動販売機。
もちろん、サイトを作れば全てがうまくいくようなそんな上手い話ではないのですが、それでも上手くいくサイトだと作り上げてから放置していても報酬がある程度安定するので、悪い話ではないと思います!
サイトアフィリエイトの始め方
初心者がサイトアフィリエイトを始める時は、ジャンル選定と戦略の選び方によってその後の流れが変わってきます。サイトアフィリにかけられる予算や時間で個人個人に違いが出てきます。
ジャンルの選び方
サイトアフィリエイトでは、まず最初にASPにログインをして、ジャンルを選びます。たくさんの案件がありますが、初心者のうちは手を出さないほうが良いジャンルを最初にあげておきます。
キャッシング・カードローン、クレジットカード、健康食品、医療関連
キャッシング、カードローンはめちゃくちゃ稼げるジャンルなのですが、稼げるジャンルゆえにライバルが強すぎるんですね。なかなか勝ち目がないと思うので、手を出さないほうがいいです。
続いて、健康食品、医療関連。こちらは2017年12月に日本のグーグルが医療・健康アップデートというものを行いました。医療・健康に関するジャンルは、信頼性のあるものじゃないと検索結果の上位には反映しませんよ、というかなり厳しいアップデートで、それは今も続いています。
次に要注意ジャンルとしてダイエットや美容系をあげます。
こちらはサイトアフィリエイトの定番ジャンルなのですが、薬機法・健康増進法の規制により広告上使える文言・表現が厳しくなったため注意が必要なジャンルです。
例えば、ダイエットの写真で昔ならビフォーアフターの写真が使えたのですが、現在は使ってはいけない、など法律の内容が厳しくなっています。そのため、口にするものや、肌に塗るものがあるジャンル、このあたりは、初心者のうちは避けた方が無難かもしれません。
では、どんなジャンルを選んでいくかですが、
稼げるジャンルか、自分の知識が活かせるジャンルがおすすめです。
稼げるジャンルと知識が活かせるジャンルが良い理由
主な稼げるジャンル(初心者が避けるジャンル以外)
大体こんな感じです。この当たりは、単価も高いですし需要も多いですね。僕も債務整理、婚活、脱毛、探偵などのサイトを持っています。
こうした稼げるジャンルが良い理由は、単純にニーズが強いので売れやすいですし、広告単価も高めな案件が多いため、売れるとテンションがあがり初心者の頃のモチベーションキープに向いています。
続いて、知識が活かせるジャンルが良い理由は、自分の知識で書いていけるため、サイト作りが進みやすいためモチベーションキープにいいです。また、業界ならではの知識などがあれば、文章にも説得力が生まれて、売れやすくなります。
ただし、自分の知識が活かせるジャンルでも、広告を選ぶ時は注意が必要です。まずあまりにマニアックな広告を選ばないこと。知識があるゆえに、マニアックになりがちなのですが、それが果たしていいかどうかは別問題という事。まずは知名度のある広告の方が売れやすいです。
それから最低報酬単価は1000円以上にする事。
数百円のものだと、頑張って記事書いたのになぁ、、、ってモチベーションダウンになりがちです。
メリット | デメリット | |
稼げるジャンル | 広告の報酬単価が大きい・有名な案件も多いので売れやすい。ニーズも強い。 | 強いライバルが多い。 |
知識を活かすジャンル | 自分の知識を活かせるので、サイト作りがはかどる。 | 自己満足になりやすい。良い広告がない可能性もある。 |
稼ぐための戦略
上にかいたジャンルの選び方については、それなりに経験を積んできたアフィリエイターなら知っている事なので、そのジャンルに参入したからといって、稼げるようになるわけではないのです。
そのため、稼ぐための戦略を考えなければなりません。ここが頭の使いどころになってきます。
キーワードを理解する
キーワードを制するものはサイトアフィリエイトを制するといっても過言でないくらいですね、キーワード選定というものが極めて重要です。とにかく重要なのです。キーワードの選び方が、稼げるようになるか稼げないかの分かれ目です。本当に。
で、キーワードとはなんぞや?って事だと思うのですが
あなたもこんな感じで、ネットで何か調べたいときに検索窓に打ち込みますよね。そして気になるサイトをチェックしていくはずです。
アフィリエイターは、誰かが調べたいであろうキーワードを想定して、予め自分のサイトや記事を作っていく事によって集客を行っていきます。
そしてキーワードによって、自分のサイトへのアクセス数が大きく変化していきます。それが以下のグラフです。
「ダイエット」1語と 「ダイエット 簡単」2語 「ダイエット 簡単 早い」3語の違いを表しています。
1語の方がアクセスは多いですが、成約率は低く、3語の方がアクセスは減りますが成約率は高くなる傾向にあります。キーワードは、単語数が増える事によってお客さんの目的がはっきり強くなっていきます。
グラフにある「ダイエット」のキーワードだけですと、運動方法を知りたいのか、食事のメニューを知りたいのかもわからないですよね。
でも、「ダイエット 簡単 早い」だと、何か予定があって、とにかく急いで痩せたい、という目的がはっきりわかります。
それならば、簡単で早いダイエットに良い商品を記事で書いて紹介すれば、売れそうですよね。お客さんの目的がはっきりしているほうが、売りやすいのです。ただ、デメリットは、アクセス数が少なくなっていく点です。
普通のビジネスで考えるならば、キーワードは場所みたいなものです。ラーメン屋さんを開くとして、人通りの多い場所もあれば、少ない場所もありますよね。どっちがビジネスとして成功しやすいかは、戦略次第になっていきます。
一番簡単なキーワードの探し方
キーワードは、とにかく実際に調べている人がいるものを使わなければ、なかなか売れません。誰も知らない場所でラーメン屋さんを開いても、厳しいですよね。
キーワードは本当に奥が深いです。アフィリエイターに限らず多くのWEB担当者が最初に頭を悩ませるところだと思います。
では、キーワードをどうやって探したらいいか、アフィリエイターにとって一番簡単な方法を紹介します。
※ このYahooの検索窓に表示されるキーワードは、いつも同じとは限りません。定期的に変わっていきます。
Yahooの検索窓に打ち込んで、出てきたキーワードは需要があると判断するんですね。ちなみに、2語打ち込んでも出てくるキーワードは需要がありでしょう。
まだ稼いだ経験がないうちは、このYahooの検索窓に入力したキーワードをもとに、サイト作成・記事作りをしていくのがおすすめです。
こうしてあなたが選んだジャンルに関連する単語(ダイエットジャンルなら、痩せるとか、断食とかダイエットに関連した思いつく単語 )を検索窓にどんどん入力して表示されるキーワードを、エクセルなどにまとめておきましょう。
ライバルサイトをチェックする
キーワードをまとめ終わったら今度はライバルサイトをチェックしていきます。
エクセルでまとめたキーワードは、2語のキーワード3語のキーワード、両方ともあると思いますが、最初のうちは3語のキーワードでライバルチェックをしてみるのがおすすめです。
そしてライバルサイトを見る事で、このキーワードで戦うのは厳しいわー、とか、どうやったらこのページより良い記事になるかな?とか、勝てる可能性を模索する事が出来ます。
この勝てるかどうか、判断する事は経験やグーグルのアップデートによってだいぶ変わってくるため、一概には言い切れないのですが、初心者の頃は、アメブロやシーサーなど無料ブログが1ページ目に出てきたり、出てきたサイトが比較的新しいアフィリサイト(1年未満)が多いようなキーワードが狙いやすいです。
他にはアフィリサイトが出てきても、ページ数や、文字数が少ないキーワードはやりやすいです。
アフィリサイト作り
上記の内容が、下準備になっていきます。慣れないうちは時間がかかるかもしれませんが、毎日やっていれば、自然とルーチンワークになっていくので、安心してください。
ここからはアフィリエイトサイト作りに入っていきます。最初に考える事は戦略とサイト設計です。
戦略は主にペラサイト量産、大型の情報特化サイトがあり、それぞれに基づいたサイト設計があります。
ペラサイト量産とは?
ペラサイト量産とは、大体1ページ~10ページで、成約率が高そうな2語~3語のキーワードを狙い撃ちして稼いでいく手法です。1サイトあたりのアクセス数は少ないのですが、効率の良いやり方です。
大型サイトとは?
大型サイトとは、ペラサイトとは逆で、1つの情報に特化した専門的なサイトを作り上げて、サイト全体のアクセスを増やしながら稼いでいく手法です。大体50ページから多いと200ページ以上になる場合もあります。時間はかかりますが、安定するとライバルが強いキーワードでも上位表示できるようになっていきます。
ペラサイトと大型サイトどっちがいいの?
ペラサイトと大型サイトどっちがいいのか、というと、これはあなたの性格と予算で考えるのがおすすめです。
ペラサイトの場合は、スピード感をもってテキパキ進めていける性格の人に向いています。また、数打ちゃ当たるという部分なので、とにかく量産しまくる必要があり、その分のドメイン代などがコストも必要になってきます。
大型サイトは、1つのサイトを育てていくので全体的に凝り性な人に向いています。ただし、稼げるサイトにするまで時間がかかるし、作ったサイトがグーグルの変動に耐えられなかったら、報酬が激減するリスクがあります。
記事を書く!
さて、どんなサイトを作っていくが決まったら後は記事を書いていくだけです。
記事を書く時のルールがあります。
- 記事のタイトルに必ずキーワードをいれる事。
- ライバルサイトよりも記事の情報を増やす事。
- わかりやすく書く事。
記事を書く目的は主に2つです。検索からのアクセスを呼び込む事と、アフィリ広告をクリックさせる事(商品を売る事)この2つです。
検索からアクセスを呼び込む記事とは、いわばそのジャンル雑学的な内容の記事です。雑学読んでも、商品が欲しい気持ちにはならないですよね。○○のあるある話とか体験談とか、まとめとか。
アフィリ広告をクリックさせる、商品を売る記事では、逆に読み手が商品を欲しくなる、説得力のある記事にしなければなりません。そのためには、商品のレビュー記事を書いたり、ランキングを作ったり、商品比較をするなどなど売りやすくする工夫をして記事を書いていきます。
文字数はどれぐらい書けばいいの?何記事書けばいいの?
記事を書いていく上で、文字数はどれぐらい必要なのかと気になる事も多いと思います。基本的に、ライバルよりも多く書こうという意識を持つといいかと思います。
ライバル記事の文字数がいかにも少ない100文字もないような記事で、3000文字とか書いてもそれは無駄な労力だと思うんですね。
なので、何文字書けば良いという事に縛られるのではなくて、ライバルよりもたくさん情報を載せる!と思って書いてみてください。
記事数は、ペラサイトを作るなら、最初の段階で5~10記事ぐらいを書いてみてください。(ライバルサイトと同じかそれ以上ぐらい)
大型サイトは、最初から100記事とかは大変なので、50記事ぐらいの記事ネタ(キーワード)を用意しておいて10記事ぐらい書いてみてください。
サイト作成に着手!
さて、これでサイトを作る材料はそろいました。あとは、サイトとしてアップしていくだけです。
実際にサイト作成する際に必要なものは、
- ドメイン
- レンタルサーバー
- HTMLサイト作成ソフト
- ワードプレス
- (アクセス解析)
これらです。
それから、アクセス解析をかっことしたのは、最初の段階ではつけない方が良いと思うからです。理由は、せっかくサイトを作ってもアクセスがなければ、モチベーションがダウンしてしまって、この方法は合ってないんじゃないか?と不安になるからなんですね。
初心者の頃から、この方法が合っていないんじゃないか、もっと良い方法があるんじゃないかと、手を止めて、正解を探しネットで検索し始めたら最後です。
そういう人をカモにしている詐欺師にひっかかります。ドーン!
そうした無駄を防ぐためにも、アクセス解析は最初のうちはつけなく良いです。それよりも記事を増やす数字をおいかけましょう。