あなたが自宅で開業をするにあたって、どんな職種があるのか、そして開業または起業するにあたって肝心になってくる業種の選び方を解説していきます。
あなたが自宅開業をするにあたって選ぶべき業種は?
自宅開業をするにあたって大きく分けると、ネット上で完結させるお仕事(在宅ワーク系)、人と接して教えたりサービスを行うお仕事(自宅が店舗の代わり)、この2つになっていきます。
ネット完結型ですと人との関わりが気楽で簡単そうなイメージがあるんですが、実はそんな事もないんですね。お客さんになってくる人達は、顔が見えないので、一つのミスでも攻撃力が増してくる傾向にあります。そのため、実は繊細なコミュニケーション能力を求められます。
一方、人と接するお仕事の場合は、実際に会って仕事をしていくので、そういった面でやりやすいですしお客さんからの信頼もえられやすいです。
まずは、あなた自身の性格はどっちが向いているか?を考えてみるのが、おすすめです。
では、詳しく見ていきましょう。
Youtubeで広告収入を得る
HIKAKINなどのYoutuberで有名なYoutubeでの広告収入。というと、顔を出して変顔をしたり悪ふざけをして人に見られるお仕事というイメージがありますが、実はそんな事ないんですね。Youtubeでの広告収入は顔を出さなくてもえられます。ちなみに僕が運営しているYoutubeチャンネルも一切顔は出さずに動画作っています。
アフィリエイトで広告収入
アフィリエイトは、どうしても胡散臭いイメージが強いと思います。が、文章を書く事が好きな方に向いている広告収入のビジネスモデルです。簡単に説明すると、ブログやWEBサイトを作り、そこで商品の広告を掲載する。商品が売れたら報酬が入ったり、クリックされたら報酬が入るなど広告の種類も様々です。アフィリエイトも、Youtube同様に非常にリスクが少なく、始めやすいビジネスなので、自宅開業におすすめです。
輸入・輸出ビジネス
輸入・輸出ビジネス。これは、海外のネットショップやオークションサイトと国内のネットショップ、オークションサイトの価格差を利用して、利ざやで儲けるビジネスです。僕は輸入ビジネスの経験があるのですが、海外のebayなどで家電などをチェックしていると、日本で買うよりも数万円~10万円近く安い商品などが見つかったりします。それを仕入れてヤフオクなどに出品するだけなので、仕入れのリスクはありますが収入になりやすいですね。もちろん輸出ビジネスは、この逆です。
ヤフオク・メルカリなどでハンドメイド作品の販売
オークションやメルカリは、転売で荒稼ぎ的なイメージのビジネスもありますが、ハンドメイドの作品の販売にも向いています。自分の作品を出品するだけなので、趣味のある方にもおすすめ。
教室運営
昔からある自宅開業の仕事といえば教室運営ではないでしょうか。僕も最初は自宅で作曲教室を行っていました。わかりやすいところでいうと、ピアノの先生だったり、学習塾などがイメージしやすいと思います。自分が培ってきた経験を伝えていくお仕事なので、教えることが好きな方に向いていますね。
サロン運営
サロン運営は、ネイルサロンやマッサージなどが一般的ですね。自宅で行うサロンでは、女性限定サロンとしてマッサージやネイルなどをされる事が多いと思います。
ライター
簡単なものだと、ランサーズやクラウドワークスなどで集められているものがあり、ブロガーなどですと企業から依頼されて取材を行ったりして記事を書くものまで幅広いです。
イラストレーター
こちらも、ランサーズやクラウドワークスなどを始めとして、他にもpixtaなどで作品の販売を行ったり、企業向けのイラスト・ロゴ制作など幅広いです。
自宅開業は、お金をかけないという事?
あなたが、自宅で仕事をしていきたい、という理由の中に、出来るだけ初期費用だったりコストをかけたくない、という気持ちがあるかと思います。ですが、かけるべきコストをかけないと、いざ開業してもあまり儲からない、なんて事にもなってしまいます。
例えば、ネット完結できる在宅ワーク系で考えるならば、一番お金になるスピードが早いのは、ランサーズなどのライターでしょう。しかし、簡単すぎるものだと1記事あたりの単価が50円~と、低単価になりがちです。
サロンや教室などでしたら、内装をケチって生活感が部屋に出ていると、お客様からすると、特別感がなくていまいち、という評価にも繋がってしまいます。
お金をかけたくないという気持ちが強すぎると、逆に稼ぎにくくなってしまうので、何にどこまでお金をかけられるのか、予算とその優先順位などを決めておきましょう。
失敗しない!自宅開業の考え方
さて、大体なんとなくどんな業種があるかわかったかと思いますが、ここで大事にして欲しい考え方は、あなたの自宅開業のゴールは何?という事。
単純にたくさんお金を稼ぎたいのか、それとも、お小遣いぐらいを稼げればいいのか、はたまた自分の好きな事で収入を得たいのか、ゆくゆくは人を雇いたいのか、など、自分なりのゴールを考えてみて欲しいんですね。
例えば、ランサーズなどで募集されているWEBライターで、月収100万円稼ぎたい!と思っても、これはかなり難しい話になってしまいます。単価が低すぎますし、おそらくランサーズでそこまで稼げている人は、いないと思うんですね。
サロンや教室ならば、1店舗で稼げる上限は決まってしまうので、人を増やし店舗を拡大していきたいのか、それとも個人で回せる範囲で頑張りたいのか、なども考えておかなくてはなりません。
あなた自身が思い描く自宅開業のゴールはどんな状態なのか、ここを開業する前にしっかり決めておくことによって、失敗しにくくなります。